後藤ホーム > お役立ちコラム > 注文住宅の購入には頭金は必要?頭金について解説します!

注文住宅の購入には頭金は必要?頭金について解説します!

2022-12-18

注文住宅の費用には頭金と呼ばれる費用があります。
頭金という言葉は聞いたことがあるが、詳しくは知らないという方は多いと思います。
そこで今回は、注文住宅の頭金についてと、頭金ゼロの場合の注意点について紹介します。

□注文住宅の頭金とは?

注文住宅の頭金とは、建物に支払う費用のうち、住宅ローンで借入れるお金とは別に自分で用意するお金のことです。
つまり、自己資金のことで、注文住宅にかかる総費用は「頭金+住宅ローン+諸費用」となります。

例えば、4000万円の住宅を購入する場合、諸費用が200万円だとすると、頭金200万円用意した場合は住宅ローンの借入金が3800万円となります。
頭金に決まった金額は存在せず、頭金がゼロでも住宅の購入は可能です。

フラット35の利用者調査によると、頭金の平均金額はおよそ600万円で、住宅購入費用に対する頭金の割合は18パーセント前後となっています。

そして、頭金と似たような言葉に手付金というものがあります。
手付金とは、建物価格の一部を前払いするもので、売買契約が成立したことを示す証拠金の意味合いがあります。
何事もなく決済まで進んだ場合、手付金はそのまま購入費用の一部として支払われます。
つまり、手付金は最終的には頭金として扱われます。

□頭金ゼロでも購入できる?頭金ゼロの注意点をご紹介!

前章でも少し紹介しましたが、頭金がゼロでも住宅の購入は可能です。
その場合は、フルローンという形で購入費用を全て住宅ローンでまかなうことになります。
フルローンでは、自己資金が用意できなくても注文住宅が購入できるのはメリットですが、いくつか注意したい点もあります。

以下より注意点を2つ紹介します。

1つ目は、借入金が増えるため利息負担が大きくなることです。
住宅購入にかかる利息は、借入金に対してだけかかります。
頭金がゼロの場合はどうしても借入金が高くなるので、その分利息負担も大きくなることには注意しましょう。

2つ目は、諸費用は現金で支払う必要があることです。
前章でも少し出てきた諸費用ですが、諸費用とは、住宅購入の際にかかる税金や手数料などのことです。
諸費用は、現金で支払うのが基本となります。

住宅ローンはあくまでも建物費用を支払うためのローンであるということをよく理解しておきましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の頭金についてと、頭金ゼロの場合の注意点について紹介しました。
頭金とは、建物に支払う費用のうちの自己資金のことです。
頭金ゼロでも住宅の購入は可能ですが、利息負担が大きくなることには注意しましょう。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。

コラム一覧へ