後藤ホーム > お役立ちコラム > 注文住宅における水回りの決め方を解説します!

注文住宅における水回りの決め方を解説します!

2023-06-26

水回りは毎日使うため、注文住宅において水回りの間取りは重要です。
しかし、水回りの間取りは重要だというものの、どうすれば快適な水回りにできるのかがわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は快適な水回りの決め方について解説します。

□注文住宅の水回りの決め方について

注文住宅で水回りを決めるポイントは、水回りを1ヶ所に集めることです。
理由は2つあります。

1つ目はコストです。
洗面所、キッチン、トイレ、浴室などに付属する配管設備の位置は、工事費にも大きな影響を与えます。
配管工事のコストをできるだけ抑えたいのであれば、1ヶ所に集めましょう。
逆に水回りが散らばっていると、配管工事もそれだけ複雑になり、コストがかかります。

2つ目は、メンテナンスのしやすさです。
住宅の配管設備は定期的にメンテナンスをする必要があり、配管がまとまっているとメンテナンスが楽になります。

また、水回りを考える際は、排水音も考えましょう。
シャワーを使う、トイレを流す、キッチンで洗い物をするなど、水回りではどうしても排水音が発生してしまいます。
例えば、トイレが寝室に近いと、トイレを流す音で夜中に目覚めてしまうかもしれません。
排水音まではなかなか気が回りませんが、考慮しましょう。

□設備ごとの間取りについて

*トイレ

トイレの間取りは、広さと場所に注意しましょう。
トイレを広くすると開放感はありますが、小さなお子様がいるご家庭では、お子様がトイレットペーパーまで届かない可能性があります。
次に、場所ですが、食事スペースや寝室付近、来客を迎える部屋の近くに設置するのは避けましょう。
音が聞こえるとお互いに気を遣ってしまうため、他の人が使用しづらくなります。

*洗面所・浴室

洗面所や浴室には湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすくなります。
そのため、換気ができるように窓を設置するのがおすすめです。
しかし、窓だけだと外から丸見えになってしまうので、目隠しのためにカーテンやブラインドも設置しましょう。

洗面台は、家族が多いご家庭では2面設置し、広めにとると朝の混雑を解消できます。
また、洗面所の収納スペースを広めに設置すると、整理整頓しやすくなります。

□まとめ

本記事では、注文住宅における全体の水回りの決め方と、トイレ、洗面所、浴室などそれぞれの間取りのポイントについて解説しました。
水回りはなるべく1ヶ所にまとめて、排水音も考慮して間取りを決めるようにしましょう。

コラム一覧へ