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注文住宅で使う床材の種類と部屋ごとのおすすめをご紹介!

2023-03-30

床材とは、住宅などの床に使用する仕上げ材です。
床は人がつねに接する部分で、空間に占める面積が大きく、部屋の印象にも大きくかかわるため、どの部屋にどのような床材を使うかが重要になります。
そこで、本記事では床材についてご紹介します。

□注文住宅で使われる床材の種類について

床材には様々な種類があり、種類により特徴が異なります。
主な床材をご紹介します。

・フローリング
フローリングには天然木をそのまま一枚に加工した無垢フローリングと合板などの機材の表面に天然木などの化粧単板を張った複合フローリングの2種類があります。

無垢フローリングは、木目の美しさや味のある色調があること、断熱性が高いこと、足ざわりがやわらかいことなどが特徴です。
また、傷がついても削り直しが可能であることもメリットとして挙げられます。
一方で、湿度の変化で収縮したり、樹種によっては傷つきやすいなどのデメリットもあります。

複合フローリングは、無垢フローリングに比べて安価です。
収縮や変形が少ない、扱いやすい、表面加工により耐久性・耐熱性・耐水性などの性能が上がるなどの特徴があります。
一方で、風合いは無垢フローリングに劣ります。

・クッションフロア
クッションフロアは1.8~3.5mmくらいの厚さのクッション性を持たせた塩化ビニル製の床材です。
耐水性が高いという特徴があります。
古くなっても新しいものに重ねて貼ることが可能で、価格もリーズナブルで色柄も豊富です。

・フロアタイル
タイル状になった塩化ビニル製の床材でクッションフロアとは違い、クッション性はなく硬いのが特徴です。

・カーペット
カーペットは織物になっている床材です。
クッション性がある、様々な糸を組み合わせることにより色柄が豊富であることが特徴です。
しかし、ほこりが溜まりやすい、お手入れが大変などのデメリットもあります。

・畳
和室でおなじみの畳は柔らかく、さらりとした肌触りが特徴です。
断熱性も保湿性もあるため1年中過ごしやすいです。
とは言え、長く日に当たると変色しやすいというデメリットもあります。

□部屋ごとのおすすめの床材について□注文住宅で使われる床材の種類について

床材は部屋や用途ごとに使い分けることが重要です。

・リビング
リビングはソファなどの重たい家具を置くことが多いため、凹みに強いフローリングを選ぶと良いでしょう。

・キッチン
キッチンは水や油が跳ねることが多いため、汚れをふき取りやすい複合フローリングやクッションフロアがおすすめです。

・脱衣所・トイレ
脱衣所やトイレは水に濡れることが多いため、キッチンと同様に防水性に優れたクッションフロアがおすすめです。

・寝室
寝室はフローリングやカーペットがおすすめです。

□まとめ

本記事では、注文住宅で使う床材の種類と部屋ごとのおすすめの床材についてご紹介しました。
用途やデザインに合わせて適切な床材を選びましょう。
当社は、お客様にあわせた注文住宅をご提案させていただいております。
内装をはじめ、注文住宅についてご相談したいことがありましたら、お気軽に当社までご相談ください。

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