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バリアフリーな注文住宅を建てるときのポイントをご紹介します!

2023-04-03

高齢化が進んでいる現代において住宅もバリアフリー対応にしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
バリアフリー住宅は高齢者がいない家庭でも、普通の大人や子供にとっても生活しやすいため、将来を見越して検討されている方もいるようです。
しかし、バリアフリー対応といっても何から始めれば良いかわかりませんよね。
そこで、本記事では、注文住宅でバリアフリーを実現するためには何をすれば良いかについてご紹介します。

□誰もが暮らしやすい注文住宅のバリアフリーについて

誰もが暮らしやすいバリアフリー住宅のポイントは以下の3つがあります。

・段差を解消する
段差があると躓きやすく、車いすも通りにくくなるため、バリアフリーで一番解決しなければならない課題といえます。
段差の解消法は、床を上げたり、段差解消用の部材を設置するなどがあります。

段差を解消ることが難しい場合は、段差のある個所の色を変えるなどして段差がある場所をわかりやすくするなどの対策があります。

・転倒を予防する
転倒の対策には手すりを設置することが有効です。
主な設置場所は、玄関、トイレ、浴室、廊下などが挙げられます。

・温度差をなくす
バリアフリー住宅ではヒートショックへの対策も重要です。
ヒートショックだけでなく、建物の中の温度差は、住まいの快適さが損なわれるだけでなく、結露やカビ・ダニの発生原因になります。
温度差をなくすためには住宅の気密性・断熱性を意識しましょう。

□高齢者に優しいバリアフリーについて

・玄関アプローチのバリアフリー
玄関アプローチのスロープ設置は敷地が必要であるため、緩やかな傾斜のスロープを作ることは難しいです。
傾斜が高くなってしまう場合は、電動昇降器具の設置も検討してみてください。

・廊下・階段のバリアフリー
安全に不自由なく移動するためには、手すりの設置は必須です。
階段には、手すりだけではなく、滑り止めを設置することでさらに安全性が高まります。

・トイレや浴室のバリアフリー
入浴介助をする可能性があるため、水まわりの施設は全て寝室に近いところに集中させることが望ましいです。
更に、車いすでも出入りできる広さを確保し、床は、滑りにくく、できるだけ柔らかい建材を使用しましょう。

また、トイレや浴室で起こる事故の原因として、ヒートショック現象が挙げられます。
冬にリビングから浴室やトイレに行くととても寒いですよね。
ヒートショック現象は、家の中の温度差が原因で起こるので、暖房器具の設置も検討してみましょう。

□まとめ

本記事ではバリアフリー住宅を満たすために必要なポイントについてご紹介しました。
高齢者がいない方でもバリアフリー対応にしておくことで快適な生活を送れるため、是非検討してみましょう。
当社は、お客様にあわせた注文住宅をご提案させていただいております。
注文住宅についてご相談したいことがありましたら、お気軽に当社までご相談ください。

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