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注文住宅で憧れの地下室!楽しめることと作る際の注意点をご紹介!

2023-04-26

注文住宅を検討している方の中で地下室にあこがれを抱いている方は多いのではないでしょうか。
自分だけの秘密基地というような感じでなぜか憧れてしまいますよね。
そこで、本記事では注文住宅における地下室について解説します。

□地下室でどんなことが楽しめる?

地下室があるとどのようなことが楽しめるのでしょうか。
楽しめることを4つご紹介します。

1.シアタールーム

テレビでも映画を見ることが可能ですが、どうしてもスケール感が乏しくなりがちです。
大きなスクリーンかつ大音量で映画を観たいという方は、地下室があると音を外部に出すことなく映画を楽しめます。

2.音楽スタジオ

楽器演奏が趣味という方は、楽器を持ち運びせず、自分の家で演奏してみたいという方も多いのではないでしょうか。
特に楽器は適切な音量に耐えられる部屋があってこそ、楽器そのものの音色や音の強弱を楽しめます。

3.ワインセラー

ワインを楽しむ方にとってワインセラーは憧れです。
冷蔵庫タイプのワインセラーもありますが、さらに多い本数を保存したいという方には地下室の気温や湿度はワインの保存に適しているためおすすめです。

□地下室を作るときの注意点をご紹介!

地下室があると色々な事が楽しめますが、作るときにはいくつか注意点があります。

1.土地

地下室はどんな土地でも作れるというわけではありません。
床下浸水や冠水が度々発生している土地では、地下室への浸水の可能性があるため施工不可です。
また、地下水脈がある場合も地下室を作ることは厳しいです。

2.浸水

ここでいう浸水とは地下室を作る際に使われている鉄筋コンクリートへの水の染み込みの事を指します。
コンクリートには、小さな穴や毛細血管のような筋があるため、水分はその小さな隙間を通ってコンクリートへ染み込みます。
地下室は地中にあり、地中には少なからず水分が含まれているため、鉄筋コンクリート製の地下室周辺は常に水分が豊富な環境です。
土からコンクリートへ染み渡った水分は、カビ臭さや地下室の劣化を引き起こす可能性があります。

コンクリートからの浸水を防ぐには、防水コンクリートを用いた施工や、水・湿気を遮断する防水シートによる保護が必要です。

3.湿気、結露

下室は地中の温度安定により、夏は涼しく・冬は暖かいという利点がありますが、夏場のひんやりと涼しい地下室に地上からジメジメとした温かい空気が入り込んでしまうと、結露が発生する可能性があります。
結露を防ぐためには、換気・除湿やなどの対策や施工時に断熱工法を意識する必要があります。

□まとめ

本記事では、地下室で楽しめることと地下室を検討する上で注意するべきことについて解説しました。
地下室は様々な用途で使えるためとても便利です。
しかし、地下室を作るために必要な環境や地下室が置かれている環境は問題が何点かあるため、それらの問題点を考慮しながら、地下室を設置するかどうかを考えましょう。

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