注文住宅の費用を抑えるためのコツを解説します!
2023-05-18
注文住宅を建てる際に良く起こる問題が、費用が思ったよりも高くなってしまうということです。
予算があれば問題ありませんが、足りない場合は費用を抑えるためにコストダウンの検討をしなければなりません。
コストダウンと聞くと難しいそうですが、意外とコストダウンできる部分は多いです。
そこで今回は、注文住宅のコストダウンの方法について解説します。
□注文住宅の費用を抑えるためのコツとは?
注文住宅の費用を抑えるには次のようなコツがあります。
・延床面積を減らす
延べ床面積が大きければ大きいほど一般的には建築費もアップします。
敷地面積に余裕がある方は、階数を減らしたり、不要な部屋をなくしたりするなどしてコストを抑えられます。
・間取りをシンプルにして、仕切りを少なくする
部屋数を少なくし、壁在やドア、クロスなどの仕切りの設備を減らしてコストダウンができます。
・ワンフロアに水回りにまとめる
1階と2階に水回りを分けると排水管の工事費が高くなってしまいます。
例えば、各フロアのトイレを1つにまとめるだけで、数十万の節約になります。
・窓の数やサイズを見直す
窓の数を多くしたり、サイズを大きくしたりすると設置費がアップしたり、メンテナンスに苦労したり、冷房が効きにくくなったりすることによる光熱費などの費用がアップします。
□逆に削らない方が良い設備とは?
コストダウンのために削る設備がある一方で、コストダウンをあきらめてでも設置するべき設備もあります。
1.水回りの装備
水回りの装置は工務店などにお願いして全部設置しなくても自分でできる場合もありますが、どこに水漏れしているかがわからない場合は、工務店でも対応できない場合があるため注意しましょう。
2.耐震対策
耐震対策の工事は後からでもできますが、後からつけるとコストが余計かかります。
3.外壁
外壁は雨や風にさらされるため劣化が早く、定期的なメンテナンスが必要となり、費用が掛かります。
劣化しにくい丈夫で機能性の高い外壁を選びましょう。
4.断熱材
安い断熱材を用いると、断熱効果が薄く、冷暖房代がかさみランニングコストが高くなる可能性があります。
後から断熱材を交換することも可能ですが、莫大な費用がかかるため、多少イニシャルコストがかかっても性能の良い物を選ぶのがおすすめです。
□まとめ
本記事では、コストダウンのための方法についてご紹介しました。
皆様が考えている間取りの中には生活する上で本当に必要である部分以外はコストダウンできる可能性があります。
逆に、費用をかけてでも設置するべきものあるため、自分の生活をよく考えて費用の使い方を決めましょう。