注文住宅でペットと暮らす場合に工夫すべきことを解説します!
2023-06-14
注文住宅は、自分で内装や間取りを決められることが最大の魅力です。
多くの方はデザインや自分たちの快適性を中心に考えれば良いのですが、ペットと共に暮らしている方はペットの快適性も考えて内装や間取りを考える必要があります。
そこで、今回はペットと暮らしやすい間取りの工夫について解説します。
□ペットが暮らしやすい注文住宅の間取り
ペットが暮らしやすい家にするために、間取りに以下のような工夫をすることをおすすめします。
1.階段を緩やかに作る
ペットの身体に負担をかけないように、階段の段差は緩やかにしましょう。
階段を緩やかにすることで、ペットの柔らかい肉球に負担をかけることがなく、またペットが飛び降りたときの衝撃も最低限に抑えられます。
2.すべりやすい、足が傷つく床材を避ける
ペットの身体に負担をかけないようにするためには、優しいフローリングにすることも大切です。
例えば、床材をコルク材にしたり、床にコーティングを施したりする方法があります。
一方で、ワックスを使うと滑りやすくなり、ケガの原因になるので避けましょう。
3.お掃除ができるだけ楽になるようにする
ペットを飼うと抜け毛が多く出るため、掃除が楽になるような工夫が必要です。
また、散歩をした後は、外の汚れがついているため、家の中が汚れる恐れもあります。
きれいな状態を保つためにも、床材や壁紙は汚れが付きにくい素材を選び、さらに掃除がしやすくなるようになるべくフラットな間取りにしましょう。
4.遊び場を作る
たとえ毎日散歩に行くとしても、家の中で自由に動けるスペースがないとペットがストレスを感じてしまうので、家の中にも遊び場を作りましょう。
また、きちんと遊び場を設定しておけば、それ以外の場所に行かないようにしつけられます。
□ペットの安全のためにできる工夫
上記でご紹介したもの以外にも、以下のような工夫もできます。
*可動式のペットフェンスを設置する
ペットが出入りすると危ない場所には、手軽に設置も移動もできるペットフェンスを設置しましょう。
*浴室のドアは内向きにする
浴室はペットの事故が最も起こりやすい場所であるため、ペットが自分で出入りできないように内向き扉にしましょう。
*コンセントの位置は高めにする
ペットがコードをかじったり、感電事故が起こったりすることを防ぐために、コンセントの位置を高くするか、コンセントやコードにカバーをかけましょう。
□まとめ
本記事では、注文住宅においてペットが暮らしやすい家にするための工夫について解説しました。
フェンスやコンセントカバーなどは家を建てた後からでも設置できますが、間取りや扉の向きなどは家が建ってからでは修正しにくいので、設計時点からよく考えておきましょう。