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温度と湿度の関係性とは?快適な家にするためのポイントをご紹介します!

2021-12-10

「部屋の温度と湿度の関係性について知りたい」
「快適に過ごすためにはどのくらいの温度と湿度がいいんだろう」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、温度と湿度の関係性と快適な家にするためのポイントを紹介します。

□温度と湿度との関係性とは?

日本の夏は湿度も温度も高く、蒸し暑く感じてとても過ごしにくいです。
私たちが過ごしやすいと感じるためには、温度と湿度のバランスを考えることが必要です。
空気の温度が変化すると、それに伴って空気中にどれだけ水分が含まれているかも変化します。
温度が低いほど空気中に含まれる水分量は少なく、温度が上昇すると増加します。

たとえば、温度が10℃で湿度が50パーセントの空間と、温度が20℃で湿度が50パーセントの空間では、数値上の湿度はどちらも50パーセントで変わりませんが、実際の水分量は温度が20℃の空間の方が多いです。
夏に蒸し暑いと感じるのは、空気の温度が高いので、それに伴って空気に含まれる水分量が多くなることで湿度が高く感じるからです。

また、温度や湿度が高いと、熱中症になりやすいとされています。
環境省では熱中症を防ぐために、暑さ指数と呼ばれる温度や湿度、日車熱や輻射熱などから求められる指標が用いられています。

□快適な温度が与える影響とは?

*不眠対策

不眠の原因の1つとして、室内環境やストレスが挙げられます。
日本人の約5人に1人が不眠に悩まされていると言われていますが、この睡眠の質を左右するのが室温です。
ある研究結果では、冬に16℃を下回ると快眠できず、途中で目を覚ましてしまうことが多くなるようです。
また夏には、室温は28℃で湿度が70パーセント以下であれば深い眠りが期待されると言われています。

*快適度が上がる

室内で快適に感じるためには、部屋の高いところと低いところの温度差を気にすると良いでしょう。
例えば、足は冷たいけど顔の近くは暖かいという状態だと人間は快適だと感じません。
快適と感じるためには、高低の温度差を2℃以内に収めると良いとされており、4℃以上温度差があると快適でないと感じてしまいます。

そのため、サーキュレーターや換気扇などを用いて部屋の温度を循環させて、室内の温度差を小さくすると良いでしょう。

*ヒートショック対策

ヒートショックとは、急に温度が変化することで生じる体への影響のことです。
室温が急激に変わることで、血圧も急に変化します。
日常生活では、暖房の効いた暖かい部屋から寒いトイレや脱衣所へ急に移動すると起こることがあります。

ヒートショックは、部屋間での寒暖差が発生しやすい冬の期間に多く発生します。
そのため、部屋どうしの温度差を少なくしておくことでヒートショック対策になります。

□まとめ

今回は、温度と湿度の関係性と快適な家にするためのポイントを紹介しました。
ぜひ本記事を参考にして快適な住宅を目指しましょう。
家づくりに関してお困りの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
当社の専門家が皆様を全力でバックアップいたします。

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