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頑丈な家づくりのポイントを専門家が解説します!

2022-02-18

「長く住みたいので頑丈な家にするための方法を知りたい」
「家づくりを検討しており、頑丈な家の特徴を知りたい」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
家づくりを検討する上で、耐久性を考慮するのは大切です。
そこで今回は、頑丈な家にするための構造やポイントについてご紹介します。

□頑丈な家の構造とは

頑丈な家の構造の特徴は2つあります。
1つ目は地震や台風などの自然災害に強いことです。
自然災害は建物の寿命を縮めやすく、例えば、地震の際に少しでも家が傾いてしまうと、その影響でひび割れてしまったり、家全体の強度の低下につながったりします。
また、台風で浸水してしまうと、家全体にカビが発生したり、建築材が腐ったりする恐れがあります。

2つ目はメンテナンスがしやすいことです。
どれほど最先端の建築材や設備を取り入れていようと、経年劣化は避けられません。
例えば、屋根の仕上げ材は雨にさらされて剝がれやすいですし、床下のシロアリ予防のための薬剤は5年ほど経過すると効果が薄れていきます。
そのため、定期的なメンテナンスや点検がしやすく、経年劣化を遅らせられる家は頑丈と言えるでしょう。

□頑丈な家を作るためのポイントとは

*構造計算をしっかり行う

構造計算とは、大地震の際に建物が倒壊しないように、建物の構造安全性を科学的に検証するため計算することです。
安全性が確保されている家であれば、長く安心して住めますよね。
しかし、ほとんどの木造2階建て以下の住宅は構造計算が義務付けられていません。
そのため、頑丈な家にしたい方は、料金や手間はかかりますが、あらかじめ建築会社に構造計算をするよう依頼しておきましょう。

*耐震等級を確認する

耐震等級とは、建物がどれくらいの地震までなら耐えられるかを示すものです。
等級は1~3の3段階あり、最も高い等級は3です。
一般的に、等級が高く、耐震性を重視した設計であるほど柱や梁が太くなって窓などの開口部が狭くなるなどと制約が出てくるので、理想のデザインと耐震性の共存は難しいかもしれません。
しかし、頑丈な家にしたい方はぜひ、耐震性に重きを置いて耐震等級を高めることをおすすめします。

□まとめ

今回は、頑丈な家にするための構造やポイントについてご紹介しました。
ぜひ家づくりの条件に耐久性の高さを取り入れてみてくださいね。
当社では、山形の土地や気候、暮らし方に適した高断熱、高気密の家を提供しております。
山形で新築住宅をご検討中の方はぜひ当社までお問い合わせください。

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