リビングを吹き抜けにしたい方に!メリット・デメリットを解説します!
2022-05-04
吹き抜けとは、下階の天井と上階の床がなく、1階から上階まで繋がった空間になっている部分のことです。
光や風を取り込みやすく、最近では人気の間取りの1つです。
そんな吹き抜けには、もちろんメリットだけでなくデメリットも存在します。
今回は、吹き抜けのメリットとデメリットを、まとめてご紹介します。
□吹き抜けのある家のメリット
吹き抜けのメリット5選をご紹介します。
1つ目は、開放感です。
吹き抜けの最大のメリットであり、人気の理由はなんといっても開放感です。
1階と2階のスペースを吹き抜けで繋ぐと、天井が高くなり、視覚的に開放感を感じます。
2つ目は、部屋の明るさです。
吹き抜けを作ると、窓を高い位置に設置できるので、自然光が1階部分にまで届きます。
多くの場合、吹き抜けの1階部分はリビングになりますが、冬でも明るいリビングで過ごせます。
3つ目は、風通しです。
吹き抜けがあると、窓の高低差ができるため、風通しが良くなります。
空気がうまく循環し、常に部屋に新鮮な空気を供給できるのです。
4つ目は、空間のおしゃれさです。
吹き抜けは、大開口ができるため部屋がおしゃれに見えます。
吹き抜けに合わせて、窓のサッシや天井部分をデザインすれば、おしゃれな空間が期待できるでしょう。
□吹き抜けのある家のデメリットとは
ここからは、吹き抜けのメリットを4つご紹介します。
1つ目は、掃除のしにくさです。
吹き抜けを作ると、手の届かない場所が多くなります。
吹き抜けの途中に作られた窓や、シーリングファンを設置した場合は、そのプロペラなど、手が届かない場所は掃除が大変です。
2つ目は、光熱費が高くなることです。
吹き抜けのある家は、自然光のおかげで明るいため照明代は節約できる傾向があります。
しかしながら、空間がつながっているため、部屋を暖めたり、涼めたりしにくいです。
そのため、エアコンの稼働時間が増え、結果的に光熱費が高くなってしまうのです。
対策としては、床暖房を設置するほか、シーリングファンやサーキュレーターを活用する方法があります。
3つ目は、音や匂いが伝わりやすいことです。
空間がつながっているので、生活音がどこにいても聞こえてしまいます。
勉強に集中したいのに、テレビの音や会話が聞こえて集中できないということもあります。
音と同様に、料理の匂いや煙なども家全体に広がりがちです。
□まとめ
今回は、吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介しました。
吹き抜けは、デメリットをうまく攻略すれば、開放感があり明るく、家族でのコミュニケーションも取りやすい、とても快適な空間を演出してくれます。
家の間取りをお考えの方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。