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無理なく返済するために!住宅ローンの世帯年収別の目安を解説します

2022-04-14

今の自分の収入で住宅ローンが組めるのか、どの価格帯の家を建てられるのか疑問に思う方も多いでしょう。
今回は、世帯年収からみる住宅ローン借入額の目安を紹介します。
また、無理がなく余裕のある返済のためのポイントも解説するので、マイホームの建築を検討している方は参考にしてみてください。

□世帯年収別の住宅ローン借入額の目安は?

一般的には、年収に占める年間返済額の割合、いわゆる返済比率が25パーセント以内だと安心だと言われています。
今回は返済比率25パーセント、住宅ローン金利1.5パーセント、返済期間35年のケースを想定しましょう。

そして返済方法は元利均等返済、ボーナス時の返済額の加算なしとすると借入額の目安は次のようになります。
世帯年収が300万円だと目安の借入額は2040万円、400万円で2720万円、500万円で3400万円、600万円で4080万円、700万円で4760万円です。
もちろん、返済期間や返済比率によって額は変わってくるので、あくまでも目安として頭に入れておくと良いでしょう。

□無理のない返済をするためのポイントとは?

1つ目のポイントは、返済開始時期をできるだけ早めることです。
返済開始時期を早めることで、返済期間の長いローンが組みやすくなり月あたりの返済額を減らせます。

逆に、返済開始時の年齢が高くなると定年退職後も返済が続く可能性が出てきます。
この場合、預貯金や年金、アルバイト代から返済をすることになりますが、今後の生活のためにも貯金は残しておきたいところでしょう。
また、返済開始時の年齢が高いとローンの審査が厳しくなり希望した額を借りられない可能性も出てきてしまいます。

2つ目のポイントは、借入額をできるだけ低く抑えることです。
例えば、新築にこだわり過ぎずに中古物件も検討すると借入額は抑えられます。
仮に中古物件を購入するならば、築浅の物件は状態が良い傾向にあるのでおすすめです。

新築よりも良い立地、広い土地といった条件の家を買える可能性があります。
借入額を高くすれば、良い物件を建てたり見つけたりできるかもしれませんが、今後の生活が苦しくなるリスクがあるので要注意です。

しかし、注文住宅にしかない長所もあります。
自分で間取りを設計する楽しさは注文住宅にしかありません。
自分たちの理想的な空間をつくりあげるためにも、注文住宅をおすすめします。

□まとめ

住宅ローンの返済は長期間にわたるものなので、人生設計に大きく影響します。
月々の返済額や完済時年齢をよく考え、余裕のある返済計画を練っていきましょう。
弊社は、お客様のライフスタイルに合わせた住宅設計をしております。
新築住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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