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家事動線の良い間取りで上質な生活を!家事動線がよくなるポイントについて解説します

2022-04-10

住宅の間取りを考える上で、何を重視していますか。
住み心地の良い家の間取りに、欠かせない要素となるのが、家事動線です。
家事動線が考慮された間取りの家では、効率的な生活を送ることができます。
今回は、そんな家事動線の良い間取りと、そのポイントをご紹介します。

□家事動線の良い間取りとは

まず、移動経路について考えなくてはなりません。
料理や洗濯、掃除など家事をする度に、家の同じ場所を往復していては時間の無駄です。
移動にかける時間を減らすことは、家事の時間を減らすことに直結します。

コンセントの位置や数を考慮した間取りづくりをすることも大切です。
特にキッチン周りや、洗面所、脱衣所では、多くの家電製品を扱うので、コンセントが不足しがちです。

収納面では、収納できる量ももちろん大切ですが、しまい易さ、取り出し易さも重要です。

□家事動線の良い間取りづくりのポイント

家事動線の良い間取りを考える際にポイントとなる、4つの動線をご紹介します。

1つ目は、洗濯動線です。
洗濯動線は、洗濯機から物干し場までの動線と、取り込んだ洗濯物を収納するまでの動線があります。

洗濯機の場所だけでなく、干す場所、畳む場所、収納する場所まで考慮する必要があります。
洗濯機から物干し場まではできるだけ短くして、往復を減らしましょう。
室内干しと、外干し、どっちがメインになるかによっても動線は変わります。

2つ目は、掃除動線です。
掃除動線が意識されることは少ないですが、間取りを工夫することで、掃除のしやすさが大きく変わることがあります。
掃除に使うアイテムの収納場所やコンセントの位置、水道の場所は、家全体を無理なく掃除できるかどうかに直結します。

3つ目は、買い物動線、ゴミ出し動線です。
買い物から帰ってきて、重い荷物を運ぶのにキッチンが玄関から遠いと苦労してしまいますよね。
まとめ買いが多い人などは特に、キッチンやパントリーと、玄関、勝手口の距離が近くなる間取りがおすすめです。

また、キッチンで出たゴミだけでなく、各部屋から集めたゴミを一時保管する場所や、家から収集所までの動線を考えて、ゴミ出しの手間を少なくすることも忘れないようにしましょう。

4つ目は、回遊動線です。
家事効率を重視した家には、回遊動線が導入されていることが多いです。
回遊動線とは、家の中の通り道を1つにつなげ、行き止まりを減らした動線です。
キッチンと洗面所、さらに洗面所から物干し場、物干し場からリビング、そしてキッチンと家事によく使う場所を一つの経路で結ぶことで、家事の効率が格段に上がります。

□まとめ

今回は、家事動線の良い間取りと、そのポイントについてご紹介しました。
せっかくの休日なのに、家事をしていたら一日が終わってしまったという経験がある方も少なくないでしょう。
当社では、こういった家事動線が考慮された間取りづくりをしています。
間取りをお考えの方は、是非当社までご相談ください。

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