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リビング階段のメリット・デメリットとは?素敵なリビング階段を手に入れましょう!

2022-04-18

リビング階段をご存知でしょうか。
文字通り、リビングに階段を設けた間取りのことで、リビングに開放感が出ることや、階段がインテリアの一部となってデザインがおしゃれであるといった理由から、近年人気を集めています。
今回は、そんなリビング階段のメリットとデメリットを解説します。

□リビング階段のメリットとは

ここではリビング階段のメリットを、3つご紹介します。

1つ目は、敷地面積の有効活用です。
階段をリビングと別の場所に設置する場合、階段のためだけの場所を別途確保しなければいけません。
リビング階段であれば、敷地面積を有効に活用できるため、階段以外の間取りをその分広く確保できます。

2つ目は、家族のコミュニケーションが増えることです。
リビング階段の場合、2階へ行くには必ずリビングを通らなければならないので、自然と家族の会話が増えることが期待できます。
また、会話がなくても顔を見る機会が増えるので、ちょっとした変化にも気付きやすくなるでしょう。

3つ目は、明るさです。
階段が廊下にあると、明かりが当たりにくく暗い印象になりがちです。
また、冬場は暖房が届かず寒くなってしまいます。
リビングは、自然光の取り込みなどが考慮されている場合が多いため、そこに階段を作ってしまえば明るくなりますし、冷暖房も完備されているので快適です。

□リビング階段のデメリットとは

ここでは、リビング階段のデメリットを、3つご紹介します。

1つ目は、冷暖房効率が悪くなる可能性があることです。
必ずしも悪くなるとは限りません。
その家の断熱性能、住んでいる人の人数などに左右されます。
概ね、「断熱等性能等級4」をクリアしている住宅で、樹脂サッシなどの高断熱窓を採用していれば冬場でも問題なく過ごせます。

2つ目は、音や匂いが伝わりやすいことです。
階段を通して、音や匂いは2階に伝わっていきますので、リビングでの話し声やテレビの音は2階に聞こえやすくなります。
お子様の自室が2階で、勉強の集中力に影響が出るようであれば、階段の前に引き戸を設けるなどの対策が必要です。

3つ目は、2階や階段のホコリが落ちてくることです。
特にスケルトン階段の場合ですが、階段に溜まったホコリがそのままリビングに落ちてきてしまいます。
そのため、階段下にもホコリが溜まりやすくなります。
こまめに掃除することをおすすめします。

□まとめ

今回はリビング階段のメリット、デメリットをご紹介しました。
リビング階段はデザイン性だけでなく、住みやすさや敷地面積の有効活用といった面でも優秀な間取りです。
デメリットに対してうまく対処して、リビング階段を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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