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建ぺい率とは何?容積率についても説明します!

2022-05-06

家を建てることを検討中の方にぜひ知っていただきたいのが、建ぺい率についてです。
建ぺい率や容積率は、家を建てる上で非常に重要です。
そこで、今回は建ぺい率について説明します。
これらについて知ることで家づくりの役に立つので、ぜひ参考にしてください。

□建ぺい率と容積率を説明!

*建ぺい率について

建ぺい率とは、敷地面積に対する「建築面積」の割合のことを言います。
建物を上から見た際に、その土地が占めている面積の割合で判断します。
また、土地によっては建ぺい率の上限が定められています。
そのため、同じ広さの土地であっても、建てられる面積は異なります。

さらに、建ぺい率が大きければ大きいほど、建物に使用できる面積は大きくなります。
ただし、隣の家も敷地面積を大きく使って家を建てる可能性があるため、日当たりの良さや余裕のある面積といった意味では満足度はあまり高くない可能性があります。

逆に建ぺい率が小さい場合は、十分な家を建てるために広い土地を要します。
もちろんその分、土地の費用も高くなってしまいます。
そのため、建ぺい率は大きすぎず、また小さすぎないようにすることで、コストと住みやすさのバランスが良くなるでしょう。

*容積率について

容積率とは、敷地面積に対する「延べ床面積」の割合のことを言います。
延べ床面積とは、1階の床面積と2階の床面積、3階の床面積といったように階層ごとの床面積を全て足した面積のことです。
また、この延べ床面積には、バルコニーやロフト、吹き抜けなどの部分は含まれません。

容積率も建ぺい率と同様に土地ごとに上限が定められています。
ただし、前面道路幅が12メートル以下の場合は、住居系の地域であれば、道路幅に0.4をかけたものと指定の容積率、どちらか小さい方に適用されます。

□建ぺい率と容積率で知っておきたいことについて説明!

建ぺい率と容積率は建物を建築する上で非常に重要な規制です。
この規制を超えてしまった建築物の場合、違法建築にあたります。

仮に、建ぺい率と容積率の規制を超えてしまうと、銀行からの融資を受ける際に担保や住宅ローンを組むことが非常に難しくなります。

また、建ぺい率や容積率だけでなく、建築制限は他にもあります。
例えば、以下のような建築制限が存在します。

・道路斜線制限
・北側斜線制限
・日影規制
・高度地区

これらのことについても念頭に入れておくことで、トラブルを避けることに繋がります。
様々な観点から建築の規則について知っておきましょう。

□まとめ

今回は、建ぺい率について説明しました。
建ぺい率や容積率について詳しく知る機会はそう多くないと思います。
だからこそ、今回紹介したポイントをしっかり押さえておきましょう。
ぜひ、この記事を参考に、後悔のない住宅を建ててみてはいかがでしょうか。

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