後藤ホーム > お役立ちコラム > 住宅ローンで無理のない返済比率はいくら?適当な目安についてご紹介します!

住宅ローンで無理のない返済比率はいくら?適当な目安についてご紹介します!

2022-06-22

住宅の購入を検討されている方は、住宅ローンについても考えなければなりません。

しかし、住宅ローンに関する専門用も多く、理解しづらいと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな住宅ローンに関する知識の中でも、使用頻度の高い返済比率について詳しく解説します。

□住宅ローンの返済比率について解説!

そもそも、住宅ローンの返済比率とはどのようなものなのでしょうか。
これは、簡潔に説明すると年間の住宅ローン返済額が年収の何割ほどになるかを示したものです。
そのため、返済比率が高い数字だと年間の返済額が高くなります。

一方で、低い数字であればそれだけ返済額も低くなります。

この返済比率は、住宅ローンを申請する際に年収からみて無理のない金額であるか、銀行などの金融機関の審査を通過できる借入額か、などを判断材料として使用されます。
住宅ローンを選ぶ際に非常に重要となる指標です。
そのため、住宅ローンを申請される際は、返済比率について考えましょう。

では、住宅ローン返済比率の計算方法についてご紹介します。
住宅ローン返済比率は、年間の返済額をご自身の年収で割り、それに100をかけた値です。
返済比率には1年間の間にどのくらい返済するのかが重要です。
返済比率が大きな数字になると、金融機関の審査を通りづらくなってしまい、またその後の生活も圧迫されてしまいます。

□返済比率はいくらくらいに設定すべき?

それでは、返済比率はどのくらいの数字が適正なのでしょうか。

一般的には、およそ20パーセントが返済比率の適正な目安値と言われています。
例を挙げると、年収800万円の方が20パーセントの返済比率となるには、毎年どのくらいの額を返済すれば良いのでしょうか。
計算をすると、年収800万円の方のローン返済額は、年間160万円が適切な数値です。

これは主に額面での年収を計算しているため、手取り年収における返済比率はもう少し高い数字になります。
手取り年収は、額面年収の8割程度とされているため、額面年収800万円の方の手取り年収は640万円ほどでしょう。
この金額のうち、160万円がローン返済額として使用されるので、手取り年収にみるローン返済比率は25パーセント程です。

□まとめ

今回は、住宅ローンの返済比率の意味や計算方法、適正な目安値について解説しました。
住宅ローンの返済比率が高くなると、家計が圧迫されて私生活にまで影響が出てしまいます。
そのため、住宅ローンを申請される際は、無理のない返済計画を立てましょう。

コラム一覧へ