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30坪の家は狭く見える?間取りを広く見せるコツをご紹介します!

2022-06-30

住宅の広さを表現する際、坪という単位をよく耳にしますよね。
しかし、この坪とは具体的にどのくらいの広さなのか、実は理解していないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、街中でもよく見られる30坪の住宅について、その広さと間取りを広く見せるコツをご紹介します。

□30坪の住宅の広さについてご紹介!

皆さんは30坪の住宅と聞いて、「狭い」と感じますか。
それとも、「広い」と感じますか。

恐らく、「どちらなのかイメージが湧かない」という方が大半なのではないでしょうか。
それは無理のないことで、普段私たちはメートル単位でモノの大きさを測っているため、なかなか想像しづらいでしょう。

坪とは、畳2枚分の大きさを表し、メートルで表現するとおよそ3.3平方メートルです。
これを基に計算すると、30坪の家は60畳、およそ100平方メートルの広さです。

では、これはそもそも広いのでしょうか。
4人で暮らす場合を想定すると、3LDKの住宅における各部屋の広さは次のようになります。

まず、キッチン、ダイニングにそれぞれ4畳ほど、リビングが12畳ほどです。
次に、トイレ1畳、洗面所と浴室に各2畳、寝室6畳を3部屋用意しましょう。
最後に、収納を7畳分とし、階段や廊下などを10畳とすると、合計で60畳です。

このような間取りを考えると十分な広さと言えるのではないでしょうか。
30坪の住宅の広さは、おおよそこのくらいの広さのイメージです。

□間取りを広く見せるためには?

では、30坪の家で間取りを広く見せるためにはどうすれば良いのでしょうか。

最初にご紹介するコツは部屋数を減らすことです。
例えば、先ほどご紹介した30坪住宅の間取りの例では、寝室を3部屋用意しました。
この部屋数を減らせば、その分別の部屋でスペースを確保できます。

次に、天井を高めにすることも効果的です。
天井が高い部屋は、開放感を演出でき、実際の坪数よりも広く感じられます。
もし土地が狭いようであれば、縦に広い住宅をご検討してみてはいかがでしょうか。

最後に、専用の収納スペースを設けることも間取りを広く見せるコツです。
意外に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
各部屋にそれぞれの収納スペースを設けるより、洋服や家具などの専用スペースを設けた方が効率的に収納できます。

□まとめ

今回は、30坪の住宅の広さと、30坪住宅を広く見せるための間取りのコツについて解説しました。
土地の広さがなくても、工夫次第で間取りを広く見せられます。
住宅の間取りを考える際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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