後藤ホーム > お役立ちコラム > 注文住宅で24時間換気は必要?必要な理由と24時間換気システムについて紹介!

注文住宅で24時間換気は必要?必要な理由と24時間換気システムについて紹介!

2022-10-04

注文住宅で家を建てようとしている方で、24時間換気は必要ないと思っている方はいませんか。
おそらく、換気が必要だと思っていたとしても、24時間はする必要がないと感じる方は多いでしょう。
そこで、今回は24時間換気が必要な理由と注文住宅における24時間換気システムについて紹介します。

□24時間換気が必要な理由とは?

換気が必要な理由としては、建てられている家の多くが機密性や断熱性が高い住まいだということが挙げられます。
そのため、意図的に換気をしなければ、家の中の空気は逃げ場がなく溜まってしまいます。
家の中に溜まってしまうものとして、以下のようなものがあります。

・ホルムアルデ
・VOC(揮発性有機化合物)
・アレル物質
・CO2
・ニオイ

これらは、長時間放置していてもあまり問題のないものもありますが、家の中に常に溜まり続けていると、体の弱い小さなお子様や高齢者の方には毒です。
そのため、できるだけ新鮮な空気を常に取り入れるために、24時間換気は家を建てるうえで必要なことです。

□注文住宅における24時間換気システムとは?

ここまで、24時間換気することは必要なことだと紹介しましたが、実は戸建てにおける24時間換気システムは設置が義務付けられています。
そこで、ここでは24時間換気をするためのシステムについて、2つ紹介します。

*第一種換気

第一種換気とは、給気口・排気口という空気の通り道を換気扇に配置して、換気を行うシステムです。
このシステムのメリットは、熱交換システムと呼ばれるものが使用可能で、これにより空調効率を下げずに換気ができることです。
つまり、第一種換気のシステムによって、部屋内がなかなか快適な温度や湿度にならないといった状態がなくなります。

しかし、このシステムのデメリットはあります。
デメリットは、機械設備を用いることによりコストがかさむことと、メンテナンスに手間がかかることです。

*第二種換気

第二種換気とは、給気口を換気扇に配置することで、換気を行うシステムです。
このシステムは、さきほど紹介した第一種換気と異なり、排気口がないものなので、空気を取り込む力が強く、室内の気圧を高い状態に維持できます。

気圧が高い状態になっていると、家の中に溜まっている空気が新鮮な空気に押し出されます。
これにより、綺麗な空気が常に家の中にある状態になります。

また、デメリットとしては第二種換気は空気を取り込む力が強い分、排気の力が弱いので、湿気が溜まりやすくなってしまうことが挙げられます。

□まとめ

24時間換気システムが設置されていても、窓を開けることによる換気は必要です。
家に設置する24時間換気システムの機能を理解したうえで、換気のタイミングを決めましょう。
当社は山形県で注文住宅を承っているため、分からないことや不明な点がありましたら、ぜひお問い合わせください。

コラム一覧へ